立春の頃でしょう。テレビから流れてきた言葉。
「運命は自分の努力で変えていけます。」
真田 広之さんの言葉です。
この言葉は映画のテーマからでもありますが、本人の強いメッセージを感じました。
2月11日、日本公開の中国映画「プロミス」のPRの映像でした。制作の話やストーリーやみどころなど長い時間をつかい流れていました。
中国、香港、韓国、日本のスターをつかいアジアの英知を結集して結実した大作。
監督チェン・カイコー。俳優、韓国からチャン・ドンゴン、日本から真田 広之、その他各国を代表する豪華キャスト。
テーマは永遠のテーマ。映像も美しい。
ぜひ観たいと思いました。
真田広之さんは、2月7日に「亡国のイージス」で日本ブルーリボン賞で三度目の主演男優賞も受賞しています。
10日朝、NHKのテレビで、真田 広之さんにインタビューをしていました。
最初に「プロミス」の映画の話です。初めての中国語でのセリフを学生時代のようにノートにセリフを書いて覚えたそうです。中国の人に声だけ真田さんのセリフを聞かせるとみんな、外国人の中国語だとは認めなかったそうです。
映画の完成直前、セリフを中国の声優さんにふきかえるという話をことわり、ネイテブに聞こえるまで日本に帰らないと3週間がんばります。一人のために3週間延期したのは初めてだそうです。
撮影も重い衣装をつけアクションも過酷です。「どんな気持ちでしたか?」
「どうせなら楽しもう。一刻一刻愛おしい。こんな経験二度とない。結果はあとから。自分の力を最大限に発揮したい。」
個人の話です。イギリスで本場の俳優たちの中で英語で「リア王」の舞台に参加したり、アメリカ映画「ラスト・サムライ」などで活躍したりは、みなさんご存知のとおり。日本でも映画で大活躍ですね。
40歳直前、停滞感から次のステップをしたいと思ったそうです。当時イギリスに住んでいた演出家蜷川幸雄氏に日本から2日の休みをいかし、会いにいき「いっしょに仕事をしたい」と自分から運命をきりひらいてきました。そしてイギリスにつながります。
「あなたにとってゴールとは?」
「山をぬけて見えてくる景色。年代ごとの山。本質的に見えてくると方向転換します。みえた景色に忠実に。価値観や出会いで選択を探していき年代を重ねていく。たおれたところがゴールです。」(低い山でもいい山もあります。その反対も。本質をみます)
四緑木星の人でした。風のように世界のどこでも活躍できます。やさしくて自分の仕事も進めていけます。目上の引き立てをうけて。さらに今年は強運。社会的評価が高まります。
よどみなく説得力があり誠実に伝えようとする姿勢、言葉。
舞台、映画での清潔感がそこにうかがえました。
今、俳優 真田 広之に注目です。