長年の懸案だった接ぎ木と挿し木をプロの指導で実施しました。種から発芽した梅の苗木を約三年育てた物を台木とし、それに昨年冬剪定で切り落とした枝から丁度良いサイズのものを継ぎました。挿し木は台木でなく大きく育った梅の木の枝を切り、そこに枝を刺し入れました。プロの技、正確で速い作業とそれを実現できる道具に感心しました。

ところで挿し木は私の長年の疑問をも解決してくれました。植物にはキメラと言って同じ木なのに枝によって違う色の花を付けることがあります。その理由が分からなかったのですが、植物は挿し木で別の品種の枝を付けることが可能なのですね。また一つ植物の不思議を知ることができました。

接ぎ木1

接ぎ木2

挿し木1

挿し木2