不要不急の外出自粛が求められている状況ですが、今やらなければならない作業を実施するため上田に出かけてきました。防虫防菌の消毒です。花はすっかり散り新しい葉や枝芽が伸びだしています。よく見るとあちこちに小さな実も見えています。人間界はウイルス騒ぎで大変ですが自然界はいつも通りこれから新緑の季節へと移り変わっていくのでしょう。皆様くれぐれもお気を付けてお過ごし下さい!
コロナ騒ぎで大変な状況ですが、皆様お元気でしょうか?私は緊急事態宣言が出る前に関東地方からこちらへ移動し、農作業に従事していました。すでに梅は花が散りがくが残っている状態です。受粉が上手くいっていればそのがくの下部分が膨らんで小さな実が見えてきます。今はまだその膨らみが見えず少し不安な気持ちを抱えながら作業しました。肥料を撒き(施肥)、耕耘機で土起こし、コスカシバの幼虫を駆除しました。
次は4月下旬の消毒ですが、その頃にはコロナ騒ぎの終息に向けての兆しが見えているのでしょうか?
全体像
アップ がくがたくさん残っています
さらにアップ 枝芽から新しい枝が伸び始めています
古河では梅の花は散り桃の花が咲き誇っていました。一方上田では漸く梅の花が満開を迎えようとしています。開花を見つけたのが2月24日ですから約一か月かかっています。桜は1-2週間で満開となりますから違いますね。問題は受粉が上手くいっているかです。ミツバチの活躍が必要なのですが、それには気温と太陽が関係していると言われています。これからグッと暖かくなるようですので期待しています。
今年の開花は2月中と予測していましたが、本日開花しました。東端にある早咲きの品種です。これから次々に開花し賑やかな畑になるでしょう。過去の開花日を調べてみると今年は歴代二番目の早さでした。一番目は平成28年の2月17日でした。ちなみにこの年は開花した後で雪が降り大変でした。今年はどうなるでしょうか?明日は取り敢えず雨のようですが?
杏の生産者で接ぎ木のプロ、T氏の助けを借りて接ぎ木をやりました。実は二年前にも実施しましたが成功率が低く再挑戦です。穂木の作成時期や保存方法を変更してみました。成功すれば新しい苗木ができることになり生産量が飛躍的に増えます。夢のような技術で植物の生命力を感じます。ご期待ください!
高枝接ぎ
高枝接ぎ
今年初めての投稿です。宜しくお願い致します。
暖冬の影響で開花が早まると予想され、開花前の消毒を早くしなければと気が焦っていましたが漸く実施出来ました。その前に見直し選定を終えなければならず、終了後天気予報を確認し昨日朝少しもやっていましたが決行しました。通常なら三月初旬が開花の時期ですが最近の気候では二月中旬に早まると予測しています。外にある水道管の水が凍らないのにビックリしました。兎に角開花前に消毒出来てほっとしています。合わせて接ぎ木用の穂木を採取しました。
見直し選定後
消毒後 藁が黄色く枝が少し白っぽくなっています
接ぎ木用の穂木
冬支度ようやく終わりました。剪定、剪定枝の片づけ、耕耘機での土起こし、藁敷を完了しました。当たり前ですが木が大きくなるにしたがって作業量が増え、冬作業が大変になってきました。順調に生育している証拠と喜びましょう!
当たり前ですが梅の木は年々大きくなります。従って選定作業はその分大変になります。今年は強力な助っ人、リンゴ選定作業のベテランにお願いしました。でも未だ終わりません。何とか年内に目途をつけたいと思っています。こんなに手間がかかるのは別の意味では来年の豊作間違いなしということかもしれません。
大変な被害をもたらした台風15号に続き日本に来襲した17号をやり過ごした今月25日から塩漬け梅の天日干しを始めました。7月に収穫した梅の一部を塩漬けして、晴天が三日以上続きそうなこの時期にようやく実施出来ました。しかもこんなに大量な梅を天日干しするのは初めてで道具の一部は作成しました。28日まで雨が降らないことを願いながら過ごしています。
雨の多い今年の梅雨、天気予報の晴れ間を狙って7月17日最後の収穫を行いました。三人の方にお手伝いいただき、一気に片づけました。既にかなりの数完熟して落ちていてこれがギリギリの日程でした。おかげ様で大量の収穫があり、粒の大きさと数の多さに驚かされました。道の駅では高評価を得ていると聞き、生産者冥利に尽きると感じました。既に来年に向けて幾つかの問題点を指摘されていて農業の難しさを感じていますが、今はこの収穫を喜びたいと思います。有難うございました!