今年の南高梅を使ってさしす(長野県の料理研究家横山タカ子さんが薦める)を作り、それを利用して炊き込みご飯を作りました。レシピは横山タカ子さんの本に記載された通りで実施しました。料理を普段していない私でも出来ました。味は梅の香りがほのかにする甘酸っぱい酢飯です。夏の食欲があまりない時などはお薦めかもしれません。海苔を振りかけても良いですね。具材はお好みでいろいろ試して自分なりのバリエーションを楽しむのも良いと思います。
今年収穫の南高梅を使って、長野県の料理研究家横山タカ子さんが薦める”さしす”を作ってみました。砂糖と塩と酢使った梅干しで、簡単にできることともう一つ上清(液体)を酢の代わりに調味料として利用できます。詳しくは 横山氏監修の”作って楽しむさ・し・す料理”信濃毎日新聞社出版部編をご参照ください。なおさしすは漢字では甘梅酢と書き、商標登録済みとのことです。
次にさしすの炊き込みご飯に挑戦してみようと思っています。上手くできたら報告、掲載します。
今年の開花は昨年より約一ケ月早かったですが、収穫はほぼ同じ時期となりました。上田での収穫は6月末から7月中旬、小諸では7月中旬、そして最後が鹿教湯で7月中旬から下旬です。まだ収穫は終わっていませんが、ネット等でご注文頂いた分の販売は昨日で終了いたしました。ご注文誠に有難うございました。写真は5Kgの梅です。真ん中に大きさが分かるように500円玉を置きました。
一段落ですが、これから大事な来年のための作業が待っています。夏の土づくりが来年の出来栄えを左右するようです。数量増加と品質アップを目指し、熱中症に注意しながら作業します。来年もご愛顧下さいます様お願いいたします。
すでに和歌山県産南高梅は市場に出ています。今年は収量が少ないと言われている長野県産の小梅も並んでいます。今朝のニュースでは高崎で南高梅の収穫が始まりました。さて、我が長野県産南高梅は?今朝の写真をアップします。最後の消毒を終え、後は雨で少し膨らんで熟したら収穫です。予測は6月25日前後からと思っています。仲間の梅、小諸や丸子の物はそれから1-3週間遅れると思われます。
昨年ご注文いただき、今年も欲しいとお考えの皆様ご注文をお待ちいたしております!
少し前には隙間があった梅の木ですが、暫く見ないうちに葉が生い茂り緑に覆われてしまいました。近くに寄ると膨らんだ実が見られます。これからは自然落果、摘果、消毒作業等を経て出荷になります。昨年の経験を活かし、より良い実を出荷できるように手立てを講じるのがこれからの作業です。真剣にでも楽しみながら作業をやりたいと思います。
昨年より約一ケ月早く開花し、その後二度も雪に会った梅。受粉が上手くできたか不安でしたが何とかできたようです。鈴なりとはいきませんが、そこそこ実が付きました。今後自然落果及び摘果や消毒作業を経て収穫となります。今年二年目の販売出荷ができそうです。
来年に向けての改善点も分かりました。①土壌のpHを梅の生育に適した6.5-6.8に調整する②蜜蜂の巣箱を畑に置く これらの改善によりさらに収量が増加すると思われます。農業の奥深さを感じだしています。
耕耘機を使って春の土起こしをし、藁を敷きなおしていました。するとどこからかブーンという羽音が聞こえてきました。もしかしたらと目を凝らすと蜜蜂が飛んでいます。待ちに待った蜜蜂の飛来です。すでに満開を過ぎて残り少ない花が今か今かと受粉の機会を待っていました。ギリギリ間に合ったでしょうか?虫の羽音でこんなにも嬉しくなるとは、これも農業をやっていたお蔭と感謝です!
春の土起こしをした農地
待ちわびた梅の花(1)
待ちわびた梅の花(2)
東京では桜が開花しました。こちら上田でも梅が一カ月かけて漸く満開となりました。暖冬の影響で開花が昨年より約一カ月早く雪にも会い心配しましたが、徐々に開花が進み満開となりました。明日から寒の戻りとのことですが、たぶんもう雪はふらないでしょう。うまく受粉してくれることを願っています。
2月中旬に開花し徐々に咲き出し大分満開に近づいて来ました。そんな折寒の戻りでしょうか雪が降り、写真のような状況となりました。これで今年の受粉はダメかな(?)と不安ながらも、健気に咲いている梅の花に”頑張れ”と応援しています。雪に負けずに花が散らずに残っています。なかなか風情がありますが、問題は受粉が上手くいくのかどうかです。暖冬でミツバチも例年より早く活動してくれることを願っています!
暫く雪降りもあり寒い日が続いていましたので安心していました。しかし先日の春一番が吹いてから暖かくなり、一気に梅が開花してしまいました。昨年の記録を調べると約一カ月早い開花です。勿論暖冬の影響で少しは早まると予想していましたが、これほどとは?!本来開花前に実施すべき消毒が出来なくなってしまいました。専門家の意見を参考に、開花前の消毒を中止しその代わり散った後の消毒を一回増やすこととしました。また早い開花で果たして上手く受粉できるかも不安です。でも自然に任せるしかありません。なかなか農業は思い通りにいきませんね。