陰陽のこと

カテゴリー: 風水氣学
(2013年03月17日)

「光あるところに影がある まこと栄光の陰に・・・」TVアニメ「サスケ」のナレーションが印象深く記憶にありますが、東洋哲学の「陰陽」があります。「大極」宇宙の中で対立する、または相互に依存する2種類のものごとをまとめたものが「陰陽」です。天と地、陽と陰、光と影、男と女、表と裏などなどですね。それぞれがお互いに影響を受けあいながら、全体に調和がとれています。

小諸市に「北国街道ほんまち町屋館」という味噌屋さんだった商家の建物を活かした公共施設があります。立ち寄りましたら野原の「野いちご」が飾ってありました。写真に撮ってパソコンで観ていたら、葉の表と裏が程よく写っていました。

表ばかりを意識して飾っていない美しさ。

表と裏があって、光にあたる「野いちご」とあまり光のあたっていない奥の建物があって、野いちごの実がせいいっぱい輝いていて結実している。

自然から、この場所にきても輝いています。

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陰陽の「野いちご」

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人も人生に無駄なものはなく、光のあたらない時こそ根を伸ばして、全体に調和して存在します。