広島ギャラリーGの「二人展」は周防真理子さんと石塚桜子さんのおふたりの展覧会です。おふたりの対照的な世界が、白い壁を背景に見ることができます。その力作を間近で見ながら、yukkoダダルカはオープニングで歌いました。
オープニング後半はtomo the tomoさんと周防さんのステージです。
tomo the tomoさんは長崎出身のアーティストです。広島への思いは計り知ることはできないほど深いと、その歌を聴きながら感じました。すばらしい歌声とメッセージでギャラリーが包まれていました。この後続くいくつかのライブステージでも「NO MORE WAR」が、tomo he tomoさんの歌のメッセージが感動を呼びました。
翌日、tomo the tomoさんと周防義和さんはギャラリーGでミニライブ。
その後、広島市内にあるウエストプラザに移動して「響き合う声、広島ノ夏」。
1部は映画美術家、部谷京子さんと作曲家・編曲家の周防義和さんの映画のはなし。
この話は音楽プロデューサーの和田亨さんが映画の映像を映しつつ、その裏側を見てゆく感じでそりゃ楽しい!
2部ではyukkoダダルカが登場します。数曲歌ったところで、ゲストの演奏。
最初のゲスト、Jirafaさんは岐阜県出身のシンガーソングライター、作曲家でもあります。
モデルさんみたく、すごくきれいなJirafaさんですが、同じ岐阜県出身ということでワタクシご満悦、うふふ。この日のJirafaさんは、コーラスにtomo the tomoさん、周防義和さんと山浦タケヒコさんもバックで演奏。厚いサウンドでした。
次のゲストは広島出身のシンガーソングライター、竹本拓史さん。持ち前の声量と広い音域を生かしたピアノの弾き語り。さわやかな好青年です。
今回、ギャラリーG「二人展」「響き合う声、広島ノ夏」に集まったアーティストは、広島を見つめる方たちの気持ちに惹かれたのです。
画家の周防真理子さん、そして10回の日本アカデミー賞を受賞するなど、日本を代表する映画美術家、部谷京子さんです。部谷さんは広島出身の方です。ウエストプラザ、周防真理子さんと石塚桜子さんの「二人展」もプロデュースされました。ギャラリーGでは周防義和さんが声をかけ”NO MORE WAR”をテーマに創られたアーティストの曲が流されました。周防さんが音楽プロデュースをした「響き合う声、広島ノ夏」では、深い思いをさらにあたたかく包み込む時となり、最後の歌は司会の大林舞さん、部谷京子さんも一緒になって歌いました。
私は微力ながら参加させてもらいましたが、歌をつくることで、いろんなことを考えさせられました。
いい機会を与えていただき感謝しています。
6日の親水テラスでのライブでは、ベーシストの泉尚也さんが大阪からかけつけ、周防義和さんとtomo the tomoさん、Jirafaさんがキーボードで参加したスペシャルユニットで聴かせてくれました。
私は対岸にすわって聴いていました。
灯籠がゆっくりと流れていくのを、見ていました。
みなさん、お疲れさまでした。
会場であたたかく迎えて下さった広島のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
遠路はるばる名古屋から来て下さった名古屋学芸大学の森幸長先生はシンガーソングライターでもあります。周防さんは同じ学校で教鞭をとっているとても親しい友人です。とても気さくな楽しい方です。同じシンガーソングライターですし、名古屋は親しみを感じるところなので、いつか歌を聴いてみたいと思いました。
イラストレーターのボンノーさんと一緒に広島の旅。
ボンノーさん、じつは岐阜県出身。
打上の席で、Jirafaさんとボンノーさんと、ワタクシ3人が同郷だったんです。すごいわ、こんなこと滅多にないです。